先週2019年度入試の説明会があった。
このホールはいろんなイベントで何度も来たがこんなに満員なのは初めてだった。
上階席の端っこまでいっぱいだった。
「男は黙ってサッポロビール」
このCMをご存知の方も多いのではないだろうか。
今年度の入試問題に使われたというのだ。
「男は〇〇サッポロビール」この〇〇に言葉を入れなさいと言う問題だったらしい。
先生が生徒にこの質問をした内容が面白かった。()は先生のコメントだ。
生徒1 : 「男は1人でサッポロビール」
(寂しいですね~)
生徒2 : 「男は座ってサッポロビール」
(お行儀がいいですね~)
会場からは笑いが続く。
家に帰ってうちの小学生にも聞いてみた。
「男は最高!サッポロビール」
目がキラキラだ。ビール飲む気満々である。
「男は黙ってサッポロビール」正解を教えてもキョトンとした顔をしていた。
先生もどのような意図があるのかとおっしゃっていたが、確かに教えて頂きたいところだ。
それにしても塾の先生はお話をするのがお上手だ。
笑いを交えながら爽快なテンポで進んでいく。
だから80分の授業も子供たちは全く眠くならないのだ。妙に納得した。
別の問題で「ヤバイ」という言葉についての出題があったそうだ。
例えば「このお菓子はヤバイ」と「今日は本当にヤバイ」のような2つの文章(実際入試に出た文章とは違います)があってこのヤバイの意味の違いを具体的に説明せよというような内容だったと思う。
昔の入試とは違い今の時代を反映した問題が作られているようだ。
多様な価値観や理解度も求められている。
先生方が口を揃えておっしゃったことだが、暗記だけでは対応できない、いかに自分で考え自分の答えを導くかが重要だということだった。
自分で突き進むことをいとわないのはやはり自ら好きでやっているからというところに繋がるのではと思うが、小学生の勉強だし…全教科となるとまだ難しいポイントだ。
また人の素晴らしさを理解するには人の愚かさや弱さ情けなさなども理解した上で、より深みを持って理解できるようになるというようなお話もあり、もう大学入試レベルではないかと思うようなところもあった。
わからないでもないが、保護者としてはお手柔らかにと願う気持ちもあるのである。
Dolun 🌼
スタンプ作りました🌸