「子供がピアノ弾くことになっているので卒業式に行ってもいいですか ?」
担任の先生に聞いてみた。
「保護者の皆様全員というわけではないので、……」
「あ、聞かなかったことにしてくださーい!ではでは~」
聞いたのが間違いだったw
見つかったら出そう!それも楽しみだ。
透明人間なんだからそんなこと気にしなくていいのだが 笑
桜が咲き始めたとは言え、まだ寒い日の午前中に卒業式があった。式次第がないので始まりの時間を聞き、子供が予想した時間よりちょっと早めに行った。
彼は透明人間ではなかったので、教頭先生にえらく怒られていた。何をしているのだろうw 男子は不思議だ。
私もなぜか陰に隠れる 笑
正面の受付を覗いてみた。
誰もいない。
上から眺めようと決めた。
このような張り紙があったが、私は透明人間なので関係ない 👀
突破する。
それにしても寒かった。子供がカイロを貼っていったかとても気になってきた。今更、気にしても仕方なく信じるしかない。
私はいつも2つのカイロを貼っている。
1つ子供の所へ持って行きたいくらいだ。
来賓の方々のお話もとても長い。
私以外に保護者発見。
お互いよそよそしく過ごしたが、結局同じくピアノを弾く子の保護者だということが後でわかった。
そのママさんは身を乗り出してデジカメを構えていた。卒業式会場からまる見えだ。
私にはそれがどうもできなかった。
透明人間なのに w
子供の出番が近づいたと感じた時、やっと近づいて録画したがやはり身を乗り出して撮影はできなかった。子供が頑張っているのに私は情けないような気持ちがしてきた。
今までいろいろ舞台はあったが、ピアノの演奏でここまで緊張している子供の姿を見るのは初めてだった。オーディションも熾烈だった。
在校生の演目でメインとなる曲、「間違ってもいいじゃーん w」なんて言うのは私くらいで、実際間違いが許されないプレッシャーを子供は感じていた。
伴奏は間違わないのが大前提なのだ。
今回は曲も難しく表現も要求される高度な伴奏だったと思う。すごいと思った。
実際本番は、練習時と違い…(泣) 何度も音を外すのでズッコケそうになったが、この緊張感の中よく頑張ったと思う。
それにしても「堂々と見ればいいと思って。」
そう言うママさんはすごいなあと思った。
わたしのように及び腰ではないのだ。
透明人間だなんて遠慮しなくてよかったじゃん。情けないなぁ w
妙に負けた感がある。ダレニ 🐷
家に帰って子供に謝った。
「せっかく頑張ってるのにママは弱虫だったと思う。上手く動画取れなくてごめんね。〇〇ちゃんのママみたいに堂々と覗けば良かったかな…」
「そんなのヤメテ!! めっちゃ目立つし六年生の卒業式だよ! それに私の気が散る!!」
ありがとう😭、救われましたw
わたしの精一杯の動画、本日YouTubeに!
Dolun 🌼
スタンプ作りました🌸